《セレブロントサウルス》 †
通常モンスター
星4/光属性/恐竜族/攻1400/守1000
プチ改名して爆運を得た成金サウルス。
かつてはほら穴に住んでいた。
マキシマム超絶進化パックで登場した光属性・恐竜族の下級通常モンスター。
恐竜族の下級モンスターでは《ワイルド・ラプター》に次ぐ攻撃力であり、《グレイスザウルス》とは守備力以外同じ。
守備力ではこのカードが勝るため、フュージョン召喚を考慮しない恐竜族ならこちらが優先される。
《ジュラシック・ワールド》の効果で強化すれば1700となり、下級モンスターの元々の攻撃力の最大値である1500を超える。
《スーパー・キング・レックス》の蘇生にも対応するため、【恐竜族】では優先度の高いモンスターである。
《ワイルド・ラプター》にできない運用としては、こちらは守備力が1000であるため《カウンター・シールド》の墓地コストにも使える。
【通常モンスター】や【光属性】を恐竜族に傾ける場合も優先して採用できるだろう。
《獣剣タイガーサーベル》に対応する最大攻撃力のため、あちらを使いアタッカーにする場合も考慮でき、《スーパー・キング・レックス》にも繋げやすい。
- カード名の由来は「セレブ」と「ブロントサウルス」からだろう。
- 「セレブ(celeb)」とは「セレブリティ(celebrity)」のことであるが、日本と英語圏では扱われ方が異なっている言葉である。
日本では主に「裕福な人」を指す言葉として定着しており、このカードでもそのニュアンスで用いられている。
しかし、Celebrityは本来「メディアや大衆によく知られた有名人」を意味し、資産家やスポーツ選手、人気俳優などのことを指す言葉である。
そのため、英語圏ではたとえ裕福でなくとも広く名の知られた人物ならば「Celebrity」と呼ばれる。
- ブロントサウルスはジュラ期後期~末期に生息していた竜脚類の一種で、全長約22m、推定体重15~30tにも達する巨大恐竜。
巨大恐竜の代表格として昔から高い知名度と人気を誇り、日本での竜脚類の俗称「雷竜」は、ブロントサウルスの名前の由来である「雷トカゲ」から取られている。
以前は化石に混入問題があり、「ブロントサウルス(とされた恐竜)はアパトサウルスと同種である」とされその名は消滅する事態となり、1900年代初頭には既に学問の世界ではブロントサウルスの名は使われないようになっていた。
が、一般層にはこれが知られておらず、アニメや書籍などで巨大恐竜の代表格としてブロントサウルスの名が広まりすぎてしまい、アパトサウルスへの修正が浸透したのは1900年代後期~末期になってからであった。
しかしその後の新たな調査の結果、2015年に「やはり別種ではないか」との説が発表され有力視されたことで、またブロントサウルスの名が復活する可能性が高まっている。
収録パック等 †
外部リンク †