フュージョン・効果モンスター 星9/風属性/アンデット族/攻2500/守 0 モンスター(レベル8以下/アンデット族)×3 【条件】なし 【永続効果】自分フィールドの魔法・罠カードは相手の効果では破壊されない。 相手ターンの間、このカードと自分フィールドの魔法・罠カードは効果では手札・デッキ・EXデッキに戻されない。
アドバンスパック リベンジ・ハーツで登場する風属性・アンデット族のフュージョンモンスター。
素材はレベル8以下のアンデット族3体。
縛りそのものは緩いが、3体素材の重さは否めず、ステータスもレベルや重さ程の高さではない。
基本的に《髑巌襲来》を用いて墓地のモンスターを利用してフュージョン召喚する運用が前提となるだろう。
《髑巌襲来》が単体でも魔法・罠除去として優秀なため、そちらに付随するアタッカーと捉えれば十分な性能とも言える。
一応《デビル・フランケン・シュライン》などで素材を集めることはできるが、基本的に《髑巌襲来》から出した方が良いので無理に通常のフュージョン召喚を狙う必要はない。
エクストラデッキから枯渇しやすくなる問題があるため《髑巌襲来》と他のフュージョン召喚手段を併用することも推奨されない。
永続効果は魔法・罠カードへの破壊耐性と、自身と魔法・罠カードへの相手ターン中のバウンス耐性の付与。
魔法・罠カードに対して強固な耐性を付与でき、《人造人間-サイコ・ショッカー》などの発動自体を封じる効果以外で阻止できなくなる。
バウンス耐性は自身にも付与されるため、突破手段も限定される。
破壊耐性と違いバウンス耐性は相手ターンのみの適用なのが注意点であり、罠カードによるバウンスは要警戒となる。
なお、レベル9かつエクストラデッキのモンスターの為、アンデット族の蘇生カードが悉く対応せず、基本的に墓地利用は度外視することになる。
《髑巌襲来》の素材に使えないため、エクストラデッキから枯渇すると再利用手段は限られる点に注意。
《髑巌襲来》による展開を前提とするなら消費に対する攻撃力・効果は強力と言えるが、こちらを妨害する手段が多く相手依存が強いのが最大の難点。
《ネクメイド・クリーナー》で条件を満たしやすくはできるが、確保手段が問題となるため結局刺さらない相手に安定させるのは現実的ではない。
一応通常のフュージョン召喚も可能とは言え、特化しても2枚消費までに抑えるのが限界で、そこから魔法・罠カードを追加で確保することまで狙うと構築が破綻しやすい。
《髑巌襲来》が刺さらない環境でこのカードの展開を前提とするのは無理があり、あくまでも《髑巌襲来》の魔法・罠除去から状況が整えば追加できるアタッカーぐらいに捉えるのが無難と言えるだろう。
―《髑巌王ヴァルストルム》の姿が見られるカード