効果モンスター 星3/光属性/獣族/攻1000/守 500 【条件】このカードを召喚したターンに発動できる。 【効果】レジェンドカード以外の自分の墓地の通常罠カード1枚を選んで手札に加える。 この効果の発動後、ターン終了時まで自分は手札の魔法・罠カードをセットできない。
遊戯王ラッシュデュエル プロモーションパック 2026で登場する光属性・獣族の下級効果モンスター。
召喚したターンに、レジェンドカード以外の通常罠カード1枚をサルベージし、ターン終了時まで自分の魔法・罠カードの手札からのセットを封じる効果を持つ。
サルベージ範囲はレジェンドカード以外の罠カード全てと非常に広い。
デメリットにより発動後は手札の全ての魔法・罠カードのセットができなくなるため、必要なものは事前にセットしておくと良い。
ただし、サルベージした罠カードも同一ターン中にセットできないため、発動が可能になるのは二回目の相手ターンまでかかってしまい、妨害手段の確保として当てにしにくいという重大な難点がある。
現状、手札から罠カードを発動・セットするなどの効果を持つカードは存在せず、これより早いタイミングで発動するのは不可能である。
次のドロー枚数も1枚減らすことになるため、事実上遅効性の手札コストになっておりサルベージ単体ではアドバンテージを得られていない。
罠カードの再利用共通の弱点として相手に存在が露呈するのも痛く、凡庸な罠カードをサルベージするぐらいなら最初からこのカードのスペースに類似の役割の罠カードを追加した方が安定する。
従って、そのリスクに見合い、他のカードでの代用も利きにくい強力な罠カードの再利用を狙うべきと言える。
《サンセットリバース》などの勝負を決めうるほどの罠カードを再利用できればデメリットを加味しても元は取れるだろう。
相性の面では《任務完了》も優秀で、既にセットしたものを発動、次のターンにサルベージしたものをセットする流れができれば、最低2ターンは《任務完了》を除く手札5枚で動けドローが減る短所を無視できる。
何を狙うにせよ他にセット済の罠カードが無いと隙がでる上、次のターンで勝負を決められては意味がないため、罠カード主体の構築かつある程度持久戦に耐えうることは前提となる。
前述の通り相手に存在が露呈するため《ダーク・リベレイション》のようにプレイングで被害を抑えやすいカードは相性が悪く、その点も加味して採用する罠カードを検討すると良い。
上述の《任務完了》にも当てはまるが、専用のサポートカードを有する場合そちらを使う方が良い場合もあるため、構築を縛りにくい利点との比較検討が望ましい。
サルベージしたカードの発動は無理に狙わず、手札コストに使うことを主目的とする手もあり、こちらであれば強力ではない罠カードのサルベージでも十分に活用できる。
《コスモス姫のご就寝》などの効果で見せることに意味がある罠カードについても同様に活用できる。
魔法カード・効果モンスターは当然として、罠カードについてもこのカードの発動前にセット可能なため問題無く手札コストに充てられる。
手札コストを要求する罠カードとの併用は手札コストの利用先とサルベージ先を同時に用意できるため特に相性が良い。