《ささやきの妖精》のバックアップ(No.53)

《ささやきの妖精(ようせい)》 †

効果モンスター
星２/風属性/魔法使い族/攻 800/守1200
【条件】手札１枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手の墓地のモンスターを２体まで選んでデッキに戻す。

　相手の墓地のモンスターをデッキに戻すことで蘇生・サルベージを妨害できる。
　その他には墓地に特定のカードが必要な《クリボット》や《ドラゴンズ・セットアッパー》等の効果の妨害にも向いている。
　また、《ダーク・リベレイション》を筆頭とする墓地コストを条件とするカードの発動も妨害できる。
　登場当初は墓地を利用するコンボ全般のメタとなる、扱いやすいカードだった。

　現在はカードプールの増加で、《歌憐奏女オルドール》などのより条件を満たしやすいモンスターの登場もあり、墓地阻害目的のみでの採用はしにくくなっている。
　その代わりフュージョンモンスターの素材として指定されている点を活かすことができるようになった。
　特に《ウィスニャーリング・フェアリー》はこのカードの他にフィールドに地属性がいるだけでコンタクトフュージョンが可能。
　効果も魔法・罠除去と扱いやすく、守備表示での特殊召喚もできるため、エクストラデッキに余裕のある地属性主体のデッキでコンタクトフュージョンのために採用できる。

　ステータス面では風属性の守備力1200であるため【ハンディーレディ】では使いやすい。
　手札の《ハンディーレディ》を処理できるうえ、妨害とリリース要員を１枚で兼ねられる。

アニメゴーラッシュでは、7話のユウディアスが受けている講座において、属性を学ぶ際の風属性枠で置かれていたカードとして登場。
また同話内で、ラッシュデュエル特訓メカに乗って24種類の種族名を答える場面において、魔法使い族のイメージとして登場。
同作で登場した通常魔法《シェア・サモン》のイラストに描かれている。