通常魔法 【条件】自分フィールドにモンスターがいない場合に発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、 レベルの合計がそのモンスターのレベルと同じになるように自分は手札のモンスターを墓地へ送る。 このターン、自分がモンスターをアドバンス召喚する場合、 自分フィールドのモンスター1体の代わりに選んだ相手の表側表示モンスターをリリースできる。
閃光のオブリビオンで登場した通常魔法。
自分フィールドにモンスターがいない場合、選んだ相手モンスターと同レベルになるように自分の手札からモンスターを任意の数墓地へ送り、このターンのアドバンス召喚のリリース1体の代わりにその相手モンスターをリリースできる効果を持つ。
手札から墓地へ送ったカードが1体ならば、このカードと合わせて2枚分の消費となる。
そして、本来生じるリリースを相手モンスター1体で賄えるので、計算上は2:2交換の等価交換で収まる。
ただし手札にアドバンス召喚できるモンスターがないと除去までいかず発動する意味がないため、上級モンスターなら最低3枚、最上級モンスターなら通常はリリース要員を加えた最低4枚のカードをそろえる必要がある。
そのうえでレベルを同じにしなければならないので、複数枚の手札を消費して、計算上ではディスアドバンテージ、それ以前に腐る状況も少なくない、ハイリスクハイリターンな除去手段と言える。
だが、最上級モンスターやフュージョンモンスターをリリースできればその過程で相応の消費を経ている筈なので、2枚以上の消費を払ってでも使用する価値はあると言える。
特にマキシマムモードであれば相手の3枚分のカードを除去でき、こちらが一般的なデッキでも最低2枚、【焔魔】等のレベル10のアドバンス召喚をするデッキならば1枚消費となる。
条件の関係で、効果モンスターによるドローやサルベージでレベル合わせをする場合、フィールドから離れる効果を合わせないとこのカードを発動できない点に注意したい。
発動後に上級モンスター、最上級モンスターを揃えるためであれば制限はないため、それらをサルベージできる下級モンスターと相性がいい。
【プライム】ではレベル7・8どちらも採用し、最上級プライムモンスターのリリース数を選ぶことができ、《プライム・コール》で幅広いサルベージができるため状況を整えやすい。
また、他に2体のリリースが必要だが《トランザム・プライム・アーマーノヴァ》のリリース対象のレベルを参照する永続効果をレベルの高い強敵のリリースで活かすこともできる。
―イラスト関連