《死者蘇生》 †
通常魔法(LEGEND)
【条件】なし
【効果】自分または相手の墓地のモンスター1体を選び、自分フィールドに表側表示で特殊召喚する。
最強バトルデッキ +1ボーナスカードで登場した通常魔法のレジェンドカード。
ノーコストで自分または相手の墓地のモンスターを蘇生する効果を持つ。
このカード1枚であらゆるモンスターを蘇生できる。
墓地に置いた自分のモンスターを蘇生させる他、相手のモンスターを蘇生させ戦力にできる。
相手モンスターを効果で破壊した後、そのモンスターをそのまま蘇生するのもいいだろう。
《ドラゴニック・プレッシャー》等で全体除去をした後に使用すれば大ダメージが狙える。
《強欲な壺》と並び汎用性、カードパワーともに、レジェンドカードの中ではトップクラスの性能を誇ると言っても良い。
デッキとの相性など特段の事情がなければ、レジェンドカードの枠にはどちらかを採用するのが良いだろう。
しかし、マキシマム召喚した場合にしか効果や攻撃力を得られないマキシマムモンスターは蘇生させてもほぼ無意味。
マキシマムモンスターを軸とする相手には自分のモンスターを蘇生させて活用したいところ。
逆にこちらがマキシマムモンスターを軸としている場合は、《死者転生》など他のレジェンドカードを採用するのも良い。
とはいえ、マキシマム召喚前の事を考えてこのカードを採用しても、一定の働きは見せてくれるだろう。
特殊召喚できるモンスターが墓地にいない序盤に引いても腐ってしまう。
アドバンス召喚やフュージョン召喚ができる状況ならば、リリースや素材に使ったモンスターに対して使うとよい。
- 「♀」のような記号が大きく描かれているだけという、特徴的なイラストを持つ。
これはエジプトの幸運のお守り等に使われる「アンク」と呼ばれる輪つき型十字架である。
「アンク」とは、古代エジプト語で「生命」を意味する神聖文字の1つである。
- 遊戯王OCGにも登場していたカードの1枚。
「墓地からモンスターを特殊召喚する」ことを指す非公式用語「蘇生」の語源となったカードである。
あちらにおいて、長らく制限カード(デッキに1枚しか入れることができないカード)の扱いを受け続けており、その強力さはルールに依らずとも評価されている。
一時期はそれよりも厳しい禁止カード(デッキに入れることができないカード)に指定されていたこともあった。
- また、原作漫画「遊☆戯☆王」を始めとする数々の遊戯王作品に登場しており、劇中ではキーカードやパワーカードとしての扱いであり、下記のアニメSEVENSでも特殊なカードとしての地位を築いている。
正に「遊戯王」を象徴するレジェンドの名に相応しい扱いのカードでもある。
- 劇中では「禁断のカード」と呼ばれており、他者の記憶を操作する力を持ったカードとして扱われている。
このカードを用いてゴーハ・ユウガをグルグルに封印したり、グルグルに暗示をかけたり、多くのデュエリストからラッシュデュエルに関する記憶を無くさせたことが判明している。
これらの行為は劇中にて「《死者蘇生》の儀式」と呼称されており、、行う際は「生者は光に封じられ、死者は闇からよみがえる」という呪文を唱える必要があることが描写されている。
- ゴーハ本社の地下に隠されたデュエルカード試作機にて、少なくとも3枚このカードが作られている。
それぞれユウガ、ナナホ、ユウオウが所持しており、ユウガとユウオウの両者は入手した直後にデッキに投入し、デュエルを行っている。
- 試作機から出てきたこのカードを見てルークは「随分不気味なカードだな」と初見時の様な発言をしているため、過去作品とは異なりアニメSEVENSの世界では一般流通していないものと思われる。
関連カード †
収録パック等 †
外部リンク †