《ドラゴニック・ディスオーダー》のバックアップ(No.6)

《ドラゴニック・ディスオーダー》 †

罠カード
【条件】相手がモンスター（レベル７以上）を召喚した時、
手札の通常モンスター（ドラゴン族）１体を墓地へ送って発動できる。
【効果】その召喚されたモンスターを裏側守備表示にする。

　このカードはレベル７以上の召喚時が条件だが、大型モンスターを抑えられるので強力な攻撃・効果を防げることの恩恵が大きい。
　代わりに下級モンスターを召喚して《マジカル・ストリーム》等で除去されてしまう弱点がある。

　同じ条件で裏側守備表示にするカードには《聖塔の危機》も存在し、あちらはコストが不要で召喚されたモンスター以外も裏側守備表示にできる。
　こちらが勝っているのはレベル７以上の通常モンスターとレベル９以上のモンスターに対応する点。
　前者は通常モンスターでレベル８なのは少なく、ほとんどのデッキに対してはレベル７の通常モンスターが対象となる。
　後者はマキシマムモンスターのみが該当するが、よほどのことが無い限りはマキシマムモンスターの１パーツをアドバンス召喚することは無い。
　そのため、優位点はレベル７の通常モンスターが範囲に含まれるという点だけになり、そのレベル７通常モンスターも《潜入開始》等で特殊召喚されることが多いので、手札コストを支払ってまで《聖塔の危機》より優先する価値があるとは言いづらい。

原作・アニメにおいて―
アニメSEVENSの「ルークvs洗井新太」戦でルークが使用。
《潔癖大将ビック・タイディ》を裏側表示にする事でモンスター効果の使用を妨害し、デッキ破壊を完遂される事を防いだ。