#author("2025-11-23T07:21:18-08:00","","")
#author("2025-11-24T18:40:48-08:00","","")
*《スプリッター・スライム》 [#top]
 効果モンスター
 星3/水属性/水族/攻1000/守 500
 【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(攻撃力1500以上)1体を墓地へ送って発動できる。
 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、その攻撃力をターン終了時まで1000ダウンする。
 その後、自分の墓地の効果モンスター(レベル4/攻撃力1500以上)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。

 [[デッキ改造パック 破滅のレクイエム!!]]で登場した[[水属性]]・[[水族]]の[[下級>下級モンスター]][[効果モンスター]]。~
 [[自分]][[フィールド]]の[[攻撃力]]1500以上の[[モンスター]]を[[墓地へ送る]]ことで、[[相手]][[モンスター]]1体を[[弱体化]]し、[[レベル]]4・[[攻撃力]]1500以上の[[効果モンスター]]1体を[[蘇生]]する[[効果]]を持つ。~

 [[コスト]]は単体では満たせないため、[[攻撃力]]1500以上の[[モンスター]]を容易に用意できる[[デッキ]]向きと言える。~
 [[強化]]により[[コスト]]を調達するのも手で、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を伴う[[《機動砦 マキシマム・ガジェット[R]》]]・[[[L]>《機動砦 マキシマム・ガジェット[L]》]]、[[ドロー]]を伴う[[《オトモダチ!》]]などの[[ディスアドバンテージ]]を負わない物が使いやすい。~
 [[フィールド魔法]]などの複数への永続[[強化]]を採用する[[デッキ]]でも同様に[[ディスアドバンテージ]]を軽減しやすく、特に[[《小川》]]・[[《ベリーフレッシュ・ガーデン》]]を採用する[[デッキ]]なら自身を[[コスト]]に使用することができるため使いやすい。~
 その他、後述する[[蘇生]]対象は[[コスト]]にも利用可能。~

 前半の[[効果]]は[[攻撃力]]1000の[[弱体化]]と大きめ。~
 多くの[[マキシマムモンスター]]も[[最上級モンスター]]の[[攻撃力]]にまでダウンするので、他の[[最上級モンスター]]と合わせて[[マキシマムモンスター]]の突破も狙える。~
 1枚消費で[[コスト]]を賄えるなら優秀では有るが、[[アドバンテージ]]の大きさから後半の[[蘇生]]を狙うべきだろう。~

 後半の[[効果]]は[[レベル]]4・[[攻撃力]]1500以上の[[効果モンスター]]を[[蘇生]]できる。~
 [[《レジェンド・ストライク》]]非対応で強力な[[効果]]を持つ[[レジェンドカード]]や[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]も[[蘇生]]できるため、[[デッキ]]によっては逆転の一手にもなりうる。~
 対象は[[コスト]]の[[条件]]にも当てはまるため、同時に[[手札]]に来れば[[蘇生]]の前後で2回の[[効果]][[発動]]を狙うこともできる。~
 [[《アビス・ソルジャー》]]は[[属性]]・[[種族]]が共通するので[[サポートカード]]を共有でき、[[コスト]]にしての[[蘇生]]による連続[[モンスター除去]]も狙えるが、[[弱体化]]と[[除去]]の役割が被っているのが気になる所。~
 [[サポートカード]]の共有を意識するよりは[[蘇生]]先として噛み合っている[[《トリプル・ヴァイパー》]]や、利用価値の高さに対し再利用手段に乏しい[[《E・HERO プリズマー》]]などの[[蘇生]]狙いで採用する方が独自の価値は発揮しやすい。~

 後述の通り[[メインデッキ]]に採用できる非[[レジェンド>レジェンドカード]]の[[蘇生]]対象もいくつか存在し、[[蘇生]]し直す形で[[ノーコスト]]の[[弱体化]]手段となる[[カード]]を2枚以上採用もできる。~
 [[《磁石の戦士β》]]以上の[[アタッカー]]にもなれる[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]であれば単体性能は良い方だが、[[効果]]の再[[発動]]が有効な、最適解の[[効果モンスター]]よりはメリットは薄い。~

 2025年11月現在では高[[攻撃力]]・[[弱体化]]の選択肢は大きく増えており、[[蘇生]]はおろか[[弱体化]]だけを狙う場合ですら厳しめの[[条件]]を満たすことが要求されるこの[[カード]]は比較的使いにくい部類である。~
 また、[[蘇生]]に注目する場合でも[[《天導聖の見継ぎ人》]]・[[《アニマジカ・リーダー》]]・[[《歌憐奏女デュオルドール》]]と言った競合先が増えており、かつての貴重な[[蘇生]][[カード]]であるという独自性自体も薄れている。~
 [[弱体化]]と[[蘇生]]を両立できる強みを加味しても、[[レジェンド]][[下級モンスター]]だけを狙う運用では[[コスト]]が[[重い]]上揃わない時の使いにくさの方が響くため上記らとの差別化が難しい。~
 [[弱体化]]と[[蘇生]]を両立できる強みを加味しても、[[メインデッキ]]の[[下級モンスター]]だけを狙う運用では[[コスト]]が[[重い]]上揃わない時の使いにくさの方が響くため上記らとの差別化が難しい。~

 この[[カード]]の他にない独自の強みはやはり連続[[発動]][[コンボ]]であり、[[《ビック・バイパー リップルレーザー》]]などの[[コンボ]]の価値が大きくその上で容易に展開できる[[カード]]と組ませてこそ真価を発揮できる。~
 前述の[[《歌憐奏女デュオルドール》]]は[[蘇生]]による[[コンボ]]補助、[[コスト]]への利用、共に[[《E・HERO プリズマー》]]と相性が良いと言ったように[[シナジー]]が強く、この[[カード]]の強みを活かせるならむしろ併用することで強く動きやすくなる。~
 いずれにせよ採用に当たっては[[コスト]]や[[蘇生]]先の確保が最大の課題となるため[[デッキ]]のバランスに注意が必要となる。~

-2025年11月現在、[[レジェンドカード]]以外で後半の[[蘇生]][[効果]]に対応する[[メインデッキ]]の[[モンスター]]は[[《ホーリーフレーム》]]・[[《ダークフレーム》]]・[[《サイバー・ドラゴン・ツヴァイ》]]のみである。~

-[[カード名]]の「スプリッター(splitter)」は[[イラスト]]から英語で「分割する者」という意味と考えられる。~

-[[水属性]]・[[水族]]のスライム[[モンスター]]は[[ラッシュデュエル]]ではこの[[カード]]が初となる。~

//-原作・アニメにおいて―~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[レベル4・攻撃力1500以上の効果モンスター>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=1&sess=1&rp=10&mode=&sort=1&keyword=&stype=1&ctype=&starfr=&starto=&level4=on&othercon=2&jogai=0&atkfr=1500&atkto=&deffr=&defto=&releaseDStart=1&releaseMStart=1&releaseYStart=2020&releaseDEnd=&releaseMEnd=&releaseYEnd=&legend_type=]](公式データベースへのリンク)
//逆に通常モンスターを除外することでシンプルな検索条件とした

//―《スプリッター・スライム》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 破滅のレクイエム!!]] RD/KP10-JP036 &size(10){[[Super]]};
-[[真・レジェンド覚醒パック]] RD/LGP2-JP071 &size(10){[[Normal]],[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=17884]]

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