#author("2022-05-31T08:47:50-07:00","","")
#author("2024-07-02T06:07:05-07:00","","")
*《ドリリング・マンドリル》 [#top]
 効果モンスター
 星7/地属性/機械族/攻1700/守2000
 【条件】このカードを召喚・特殊召喚した自分メインフェイズに発動できる。
 【効果】相手フィールドの裏側守備表示モンスターを
 [自分フィールドの表側表示モンスター(機械族)の数]まで選んで表側攻撃表示にする。
 この効果で表側攻撃表示にしたモンスターの元々の攻撃力はターン終了時まで0になる。

 [[デッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション!!]]で登場した[[地属性]]・[[機械族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[効果モンスター]]。~
 [[召喚]]・[[特殊召喚]]した[[ターン]]の[[メインフェイズ]]に、[[自分]][[フィールド]]の[[機械族]][[モンスター]]の数まで[[相手]]の[[裏側守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にし[[攻撃力]]を0にする[[効果]]を持つ。~

 [[裏側守備表示]]を[[攻撃力]]0にした上で[[攻撃表示]]にできるため、並べている[[機械族]]で[[攻撃]]すれば[[直接攻撃]]と同等の[[戦闘ダメージ]]を与えつつ[[モンスター]]を一掃できる。~
 問題は[[裏側守備表示]][[モンスター]]にしか[[効果]]がない点で、この[[カード]]が最も[[効果]]を発揮する[[裏側守備表示]][[モンスター]]が複数並べられている状況を能動的に作ることは難しい。~
 一応1体[[裏側守備表示]]程度ならそれほど珍しくなく、その状況でもこの[[カード]]が[[直接攻撃]]と同等の[[戦闘ダメージ]]を与えられる。~
 [[《シエスタトレーロ》]]は[[下級モンスター]]で[[墓地コスト]]のみで能動的に[[裏側守備表示]]にでき、その後は[[リリース]]に当てられるため非常に相性が良い。~
 [[《天の冥福》]]なら[[モンスター]]1体のみだが、追撃を凌ぎつつ[[裏側守備表示]]にできる。~
 [[種族]]が異なるが前の[[ターン]][[《魔将ヤメルーラ》]]の[[効果]]を[[発動]]している場合は[[相手]]が[[裏側守備表示]]を並べることをある程度期待できる。~
 [[《2ブロック》]]なら2体まで[[裏側守備表示]]にすることを狙えるが[[条件]]が重いため、かなり特化した構築でないと扱いにくい。~
 罠カードでは、[[《天の冥福》]]や[[《聖塔の危機》]]なら[[モンスター]]1体のみだが、追撃を凌ぎつつ[[裏側守備表示]]にでき、[[《シャイニーシェイディー》]]や[[《2ブロック》]]なら[[手札コスト]]はあるが、2体まで[[裏側守備表示]]にすることができる。~
 魔法カードでは、[[《ジョインテック・ジョイント》]]や[[《オートリバース》]]が[[裏側守備表示]]にできるカードの中で扱いやすいだろう。~

 [[最上級モンスター]]でありながらその[[攻>攻撃力]][[守>守備力]]は[[上級モンスター]]に[[戦闘破壊]]される程度であるため、[[効果]]が[[腐る]]と持て余すことになる。~
 [[効果]]を適用できる状況を如何に上手く作るかが運用する上での課題だろう。~
 [[《TCB》]]なら[[自分]][[モンスター]]を[[機械族]]に変更することで[[表側表示]]にできる[[モンスター]]を増やして攻め込みやすくなる。~

-[[カード名]]の通り、建設機械の「ドリル」と霊長類の「マンドリル」をモチーフとした[[モンスター]]。~
「ドリリング」とは、ドリルを使って穴を掘ることを表す英語である。~
--「マンドリル」とは、アフリカ西部のカメルーンやコンゴ共和国などの熱帯雨林に生息している霊長類。~
近縁種には「ドリル」がおり、「マンドリル」は「人に近いドリル」という意味で名付けられた。~
赤い鼻・青い頬・黄色い髭といった色鮮やかな顔が特徴で、マンドリルはこれを利用して薄暗い熱帯雨林で仲間を見分けたり、雄から雌へアピールしていると考えられている。~
また、下記のアニメでの[[召喚]]口上にあるように絶滅危惧種である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「蘭世vsギャリアン」戦でギャリアンが使用したエース[[モンスター]]。~
[[《シャベル・クラッシャー》]]2体を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]される。~
[[効果]]で蘭世の[[セット]][[モンスター]]3体を[[攻撃表示]]にしつつ[[弱体化]]させ、[[《ブル・ブレイカー》]]2体と共に[[攻撃]]して勝負を決めようとしたが、[[《花牙踏み》]]に阻まれ、返しの[[ターン]]に[[《花牙クノイチ・エトランゼ》]]に[[戦闘破壊]]された。~
次のギャリアンの[[ターン]]に[[《重騎屋戦法》]]で[[蘇生]]され、[[《闇の訪れ》]]で[[裏側守備表示]]になった[[《花牙クノイチ・エトランゼ》]]を[[効果]]で[[弱体化]]させ、そのまま[[戦闘破壊]]してフィニッシャーになった。~
「ガクトvsギャリアン」戦では[[先攻]]1[[ターン]]目に[[アドバンス召喚]]され、[[魔法カード]]《トンネルネード・バスター》によって[[守備表示]]にしつつ[[効果ダメージ]]を与えた。~
返しの[[ターン]]に[[《右手に盾を左手に剣を》]]で[[弱体化]]され、[[《ユル縞仙人》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「ディグ・ディーゼル・フォーストローク」、[[効果]]名は「ミドルエイジド・テーブルリバース」。~

--[[攻撃]]名に使われているフォーストロークは、エンジンの一種である「4ストローク機関」を指していると思われる。~
「吸気→圧縮→燃焼→排気」の4つの行程を1サイクルとする内燃機関で、実際にディーゼルエンジンは2ストローク型と4ストローク型の2種に大別される。~
4ストローク型は2ストローク型に比べて、燃費に優れており排気の騒音が低いなどの利点がある反面、高い重量や価格になりやすく整備の手間と費用がかかりやすい難点がある。~

--[[効果]]名の「ミドルエイジド・テーブルリバース」は直訳すると「中年のちゃぶ台返し」となる。~
[[効果]][[発動]]時には、胡坐をかいてちゃぶ台をひっくり返すように衝撃波を発生させていた。~

--[[召喚]]時の口上は「それは、土木の女神よりドリルの名を与えられた唯一無二の絶滅危惧種。霊長類にしてドリル。ドリルにしてマンドリル。いざ、起動せよ。《ドリリング・マンドリル》!」~

--同作に登場した[[通常魔法]]《トンネルネード・バスター》の[[イラスト]]に描かれている。

--漫画「遊☆戯☆王SEVENS ルーク! 爆裂覇道伝!!」の「ルークvsギャリアン」戦でもギャリアンが使用。~
《ドリル鳥》と共に《ドリドリング・マンドリラー》の[[フュージョン召喚]]の[[素材]]となった。~


//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]

―《ドリリング・マンドリル》の姿が見られる[[カード]]
-[[《重騎屋戦法》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 宿命のパワーデストラクション!!]] RD/KP04-JP031 &size(10){[[Rare]]};
-[[ゴーラッシュデッキ ジョインテック・アタック]] RD/GRD2-JP003

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=16152]]

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