#author("2025-03-24T02:28:50-07:00","","")
#author("2025-03-24T10:22:29-07:00","","")
*《ヴィスカム・ナノトロン》 [#top]
 効果モンスター
 星6/光属性/サイバース族/攻1800/守 100
 【条件】自分の墓地のモンスターがモンスター(サイバース族)3体のみの場合に発動できる。
 【効果】自分の墓地のモンスター(サイバース族)を全て手札に加える。
 その後、自分フィールドのこのカードを持ち主のデッキの下に戻す。

 [[デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!]]で登場した[[光属性]]・[[サイバース族]]の[[上級>上級モンスター]][[効果モンスター]]。~
 [[墓地]]の[[モンスター]]が[[サイバース族]]3体のみの場合、[[墓地]]の[[サイバース族]]を全て[[サルベージ]]し、この[[カード]]を[[デッキの下]]に[[戻す]][[効果]]を持つ。~

 [[墓地]]の[[サイバース族]]を全て([[条件]]から実質3枚)[[サルベージ]]可能になるが[[条件]]が非常に[[重い]]。~
 この[[カード]]を[[アドバンス召喚]]する際の[[リリース]]により[[墓地]]の変動が発生する点も失念しないようにしたい。~
 この[[カード]]を[[アドバンス召喚]]する際の[[リリース]]でも[[墓地]]が変動する点も失念しないようにしたい。~

 [[上級モンスター]]のこの[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ため、3枚[[サルベージ]]しても[[カード・アドバンテージ>アドバンテージ]]自体は1枚の得となる。~
 そのため、調整してでも望み通りの3枚が[[手札]]に来ることで実現できる[[コンボ]]の強さが重要となる。~

 [[墓地]]の[[モンスター]]の調整に関しては様々[[カード]]を活用できるが、増やすか減らすかを選択できる点では[[《ストレンジ・アトラクター》]]が面白い。~
 また次の[[ターン]]以降になるが枚数を選択できる上に、[[デッキの上]]に[[戻す]]ため[[通常のドロー]]含めて[[手札]]状況も調整しやすく、増えた分を[[フュージョン召喚]]で扱いやすくなる[[《ディープスペース・インパクト》]]も重要となる。~
 ただ、[[《ディープスペース・インパクト》]]で[[通常のドロー]]を固定した状態は、目的となる「指定の[[サイバース族]]3枚を[[手札]]に持ってくる」ことが達成できているため、それ以上を望む場合での採用となる。~
 具体的には[[《ディープワーニング・フュージョン》]]か[[《スパイスクロース・ミックス》]]で[[手札]]を[[素材]]にした[[フュージョン召喚]]を同[[ターン]]に2回狙うケースが挙げられる。~
 丁度[[リリース]]要員にその[[魔法カード]]を回収できる[[《スペース・バドエクスプロイト》]]と[[《サイバースパイス・ホットポット》]]がいるため、そちら+[[素材]]の2体の3体[[サルベージ]]後に[[フュージョン召喚]]に移れる。~
 また次の[[ターン]]以降になるが枚数を選択できる上に、[[デッキの上]]に[[戻す]]ため[[通常のドロー]]含めて[[手札]]状況も調整しやすく、増えた分は[[フュージョン召喚]]で消費しやすい[[《ディープスペース・インパクト》]]も重要となる。~

 ただ、[[《ディープスペース・インパクト》]]で[[通常のドロー]]を固定した時点で、目的となる「指定の[[サイバース族]]3枚を[[手札]]に持ってくる」状態を達成できる。~
 同時に採用する意味としては[[ターン]]を跨がずに達成できる手段を増やす他、[[《ディープスペース・インパクト》]]とこの[[カード]]を絡めた[[コンボ]]にある。~
 具体的には[[墓地]]の対象を無くした後なら、[[《ディープワーニング・フュージョン》]]か[[《スパイスクロース・ミックス》]]で[[手札]]を[[素材]]にした[[フュージョン召喚]]を同[[ターン]]に2回狙える。~
 [[リリース]]の問題もその[[魔法カード]]を回収できる[[《スペース・バドエクスプロイト》]]と[[《サイバースパイス・ホットポット》]]がいるため、そちら+[[素材]]の2体の3体を[[墓地]]から[[手札]]へと往復させることで解決可能。~
 [[《サイバースパイス・ホットポット》]]自体が[[素材]]なら更に余裕ができ、この組み合わせは他の調整方法で揃えても有効なので、基本的には[[墓地]]調整でこちらを目指したい。~

 強みと調整方法のどちらもあるが、それでも[[重い]]タイプであり、[[《ディープスペース・インパクト》]]で十分となる可能性の高さから扱いが難しい[[カード]]と言える。~

-[[フィールド]]に《ヴィスカム・ナノトロン》が存在し、[[デッキ]]が0枚、[[墓地]]の[[モンスター]]が《ヴィスカム・ナノトロン》を含む[[サイバース族]]3体のみ、かつ[[デッキ]]・[[手札]]から[[カード]]を再び[[墓地へ送る]]手段がある場合に[[無限ループ]]ができる。~
[[《クリスタル・ブレーン》]]か[[《サイバースパイス・ナツメグ》]]であれば《ヴィスカム・ナノトロン》を[[デッキ]]から[[墓地へ送り>墓地へ送る]]ながら[[デッキ破壊]]できるため[[1ターンキル]]を達成できる。~

-他の[[トロン]]達のモチーフを見るに、[[カード名]]は「ヤドリギ」を意味するラテン語の「ヴィスカム(viscum)」と、国際単位系の接頭辞の一つ「ナノ」の捩りを合わせたものだろう。~
「ナノ」は、記号nで表される十憶分の一(10の-9乗)を意味する接頭語。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「アサナvsネイル」戦にてネイルが使用。~
[[マキシマム召喚]]された[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]され、[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]のパーツ3枚を回収した。~
[[マキシマム召喚]]された[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]を[[リリース]]したことにギャラリーは驚いていたが、その狙いは[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]を再び[[マキシマム召喚]]し、[[効果]]を再利用することであった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[トロン]]

//―《ヴィスカム・ナノトロン》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 混沌のオメガライジング!!]] RD/KP07-JP019

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=16985]]

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