#author("2024-11-03T16:49:11-08:00","","")
#author("2025-01-21T22:37:44-08:00","","")
*《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》 [#top]
 フュージョン・効果モンスター
 星9/闇属性/ギャラクシー族/攻2500/守2000
 「ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー」+「ダーク・プロフェット」
 【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】このターン、このカードの攻撃力は1000アップし、効果では破壊されない。
 このカードを特殊召喚した自分メインフェイズにこの効果を発動した場合、
 さらに自分の墓地の「ブラック・ホール」1枚を選んで手札に加える事ができる。

 [[オーバーラッシュパック]]で登場した[[闇属性]]・[[ギャラクシー族]]の[[フュージョンモンスター]]。~
 [[手札コスト]]を払う事で1000の[[自己強化]]と[[効果破壊]][[耐性]]を[[ターン]]終了時まで自身に[[適用]]し、[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[発動]]した場合は更に[[《ブラック・ホール》]]を[[サルベージ]]できる[[効果]]を持つ。~

 [[素材]]の2体はいずれも[[下級モンスター]]なので[[手札事故]]は起こしにくい。~
 特に[[《ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー》]]は[[【ギャラクシー族】]]でも無理なく採用できる[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]であり、構築に無理は生じにくい。~
 もう片方の[[《ダーク・プロフェット》]]は[[《フュージョン》]]を[[サルベージ]]できる[[効果]]を持つため、この[[カード]]の[[フュージョン召喚]]に必要な消費を抑えられる。~
 自身の[[効果]]に[[手札コスト]]が必要な点も踏まえてなるべく消費は抑えたく、仮に[[《フュージョン》]]がダブついても[[手札コスト]]にできるため無駄がない。~
 あちらの[[サルベージ]]の為には[[墓地コスト]]が相応に求められるので、積極的に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、その過程で[[《フュージョン》]]及び[[《ブラック・ホール》]]も[[墓地へ送って>墓地へ送る]]おくと良いだろう。~
 [[墓地を肥やす]]ことは[[《ヴォイド・コリドール》]]で両者を[[サルベージ]]しやすくもなる。~

 [[《ヴォイドダスト・フュージョン》]]による[[墓地]]を用いた[[フュージョン召喚]]にも対応しており、[[素材]]2体を適当な[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]に用いれば下準備は整う。~
 あちらの制約による[[攻撃]]制限も、[[自分]][[モンスター]]も巻き込んで[[全体除去]]を行う[[《ブラック・ホール》]]とは噛み合いが良い。~

 前半の[[効果]]は自身に対する1[[ターン]]の1000の[[自己強化]]と[[効果破壊]][[耐性]]の付与。~
 [[元々の攻撃力]]2500は[[レベル]]9[[フュージョンモンスター]]としては低いが、この[[効果]]を使う事で強力な[[アタッカー]]となる。~
 [[効果破壊]][[耐性]]により[[相手]]に[[伏せカード]]があっても安心して[[攻撃]]を通せるようになるため[[相手]]にとっても非常に防ぎづらい[[モンスター]]となる。~
// ただ、消費を考えると[[《ヴォイドヴェルグ・エリジウム》]]に[[強化]][[カード]]を使った方が特定の[[カード]]を求めない分事故が少ない。~
// [[フュージョン召喚]]の消費を抑えるよう工夫するか、後半の[[効果]]で[[《ブラック・ホール》]]とも[[コンボ]]も視野に入れて運用したい。~
//同じ4枚消費だしフュージョン召喚とアドバンス召喚で構築が異なるからエリジウムと比較するのは違う気がしてきた

 後半のの[[効果]]は[[特殊召喚]]した[[ターン]]に[[発動]]した場合限定で、[[《ブラック・ホール》]]を[[サルベージ]]できる。~
 前半の[[効果]]で付与された[[耐性]]により自身は[[破壊]]を免れるため、そのまま[[直接攻撃]]を決めて[[フィニッシャー]]も狙いやすい。~
 なお、[[墓地]]で[[《ブラック・ホール》]]として扱われる[[《ブラック・ホール・デヴァイス》]]も[[サルベージ]]対象となる。~
 この[[カード]]の存在であちらの[[条件]]を満たせる上に、同様に自身は[[耐性]]により[[破壊]]を免れつつ、[[ギャラクシー族]]の[[サルベージ]]も行えるため、[[コンボ]]が決まった際の見返りは大きいが、単体使用には難があるため、バランスには注意が必要となる。~

 この様に[[自分]][[ターン]]では強力な[[モンスター]]であるが、[[元々の攻撃力]]が[[レベル]]比で低い事も相まって[[相手]][[ターン]]ではやや弱いのが欠点。~
 2500の[[攻撃力]]は[[最上級モンスター]]の基準値程度であり、[[相打ち]]に持ち込まれやすく、[[耐性]]も切れるため[[除去]]も受けやすい。~
 維持できれば次の[[ターン]]にも再び[[自己強化]]で3500打点となれるので、[[罠カード]]でサポートするか、[[蘇生]]等で再利用を目指したい。~
 また、[[フュージョン召喚]]や[[手札コスト]]、[[《ブラック・ホール》]]([[《ブラック・ホール・デヴァイス》]])の存在から他に[[モンスター]]を並べることが難しい点も踏まえると、そもそも[[ターン]]を返す事を考えずに[[フィニッシャー]]専用で運用すると割り切るのも手。~

-[[テキスト]]には「特殊召喚した自分メインフェイズ」とあるが、そもそも[[自分]][[メインフェイズ]]以外に[[効果]]を[[発動]]する術がないので蛇足である。~
[[バトルフェイズ]]や[[相手]][[ターン]]に[[蘇生]]した場合は[[効果]]が使えないという事を明確にしたかったのだろう。~

-「アポカリプス(apocalypse)」は「黙示・啓示」を意味するが、それが転じて「大災害・終末」を指すこともある。~
また、[[《ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー》]]を[[素材]]にする点と下記のアニメでの[[召喚]]口上を踏まえると、「ヨハネの黙示録」のことを指しているとも考えられる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメゴーラッシュ!!でズウィージョウが使用する[[フュージョンモンスター]]。~
初登場は「遊飛vsズウィージョウ」(1戦目)で、[[《フュージョン》]]によって[[《ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー》]]と[[《ダーク・プロフェット》]]を[[素材]]に[[フュージョン召喚]]される。~
[[効果]]で[[攻撃力]]を3500に[[強化]]しつつ[[破壊]][[耐性]]を得て、[[墓地]]の[[《ブラック・ホール》]]を[[サルベージ]]した。~
付与した[[耐性]]で[[《ブラック・ホール》]]の[[効果]]を免れた後、[[直接攻撃]]を決めて[[フィニッシャー]]となった。~
[[攻撃]]名は「ダーカー・ザン・ダーク」、[[効果]]名は「闇の奥」。~
[[《ヴォイドヴェルグ・シュラウド》]][[装備]]時の[[攻撃]]名は「因果煌断」。~

--[[フュージョン召喚]]時の口上は、「ワレラ・コクウヨリ・イデシ・ハラカラニシテ・トモニ・ツムグハ・ヤミノ・モクシロク……[[フュージョン召喚]]!《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》!」。~
「vsマナブ」戦での口上は「ワレ・コクウノ・ソコヨリ・ヨビオコシタルワ……スベテヲ・ノミコム・アンコクノ・モクシロク![[フュージョン召喚]]!《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》!」となっていた。~

--「vs遊飛」(1戦目)では、[[攻撃]]の際に「ワレ・カナデルワ・シュウマツノシラベ」という口上めいたセリフが述べられていた。~
「vsマナブ」戦では、「事象の地平より生まれる希望。その輝きが闇を裂く!《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》よ、断ち切れ!」というセリフが述べられた。~

--「vsマナブ」戦では、ダマムーとの協力のもとでこの[[カード]]を実体化させており、対カルトゥマータ光線銃からディノワとミューダを守るシーンが描かれた。~

--[[効果]]名の由来はおそらく、映画『地獄の黙示録』(じごくのもくしろく、原題:Apocalypse Now)の原作である小説『闇の奥』(やみのおく、Heart of Darkness、1902年出版)だろう。~

--同作で登場した[[通常魔法]]《ヴォイドヴェルグ・トランジション》・《ブラック・ホール・パラドックス》の[[イラスト]]に描かれている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴォイドヴェルグ]]

-[[《ヴォイドヴェルグ・ペイルライダー》]]
-[[《ダーク・プロフェット》]]
-[[《ブラック・ホール》]]
--[[《ブラック・ホール・デヴァイス》]]

―《ヴォイドヴェルグ・アポカリプス》の姿が見られる[[カード]]
-[[《ヴォイドヴェルグ・シュラウド》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[オーバーラッシュパック]] RD/ORP1-JP047 &size(10){[[Super]],[[Overrush]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=18376]]

トップ   編集 差分 バックアップ 添付 複製 名前変更 リロード   新規 一覧 単語検索 最終更新   ヘルプ   最終更新のRSS