#author("2024-11-23T19:25:26-08:00","","")
#author("2024-11-23T19:30:18-08:00","","")
*《&ruby(ししゃ){死者};への&ruby(たむ){手向};け》 [#top]
 通常魔法(LEGEND)
 【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】自分または相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。

 [[マキシマム超絶進化パック]]で登場した[[通常魔法]]の[[レジェンドカード]]。~
 [[手札]]1枚を[[墓地へ送る]]事で、[[フィールド]]の[[モンスター]]1体を[[破壊]]する[[効果]]を持つ。~

//モンスター除去効果を持つレジェンド魔法カード共通の説明
 [[モンスター除去]]ができる[[レジェンド>レジェンドカード]][[魔法カード]]の1枚。~
 類似[[カード]]は多くあるが、いずれも概ね特徴は共通している。~

 劣勢の際には[[相手]]の大型[[モンスター]]を[[破壊]]して逆転の布石にでき、優勢の際には[[壁]][[モンスター]]を[[破壊]]して[[直接攻撃]]に繋げられる。~
 [[マキシマムモード]]や[[フュージョンモンスター]]といった高[[レベル]]・高[[攻撃力]]の対処手段の限られた[[モンスター]]を[[破壊]]できる事も特徴。~
 前者は[[相手]][[モンスターゾーン]]がガラ空きとなるため[[直接攻撃]]のチャンスであり、一気に勝負を決めに行く事もできる。~

 [[魔法カード]]の性質上[[条件]]を満たせれば多くが事前に[[モンスター]]を[[フィールド]]に必要とせず、[[相手]]の[[罠カード]]による妨害を恐れずに[[発動]]できる。~
 [[《魔将ヤメルーラ》]]・[[《虚無魔人》]]のように[[召喚]]行為を封じる[[モンスター]]に対して強いのは[[モンスター効果]]に無い特徴と言える。~

//このカードの説明
 この[[カード]]は数ある[[モンスター除去]][[カード]]の中でも抜きん出た[[除去]]範囲の広さを持つ事が特徴。~
 まず、[[除去]]可能な[[モンスター]]に、[[レベル]]・[[表示形式]]・[[プレイヤー]]といった制限が一切ない。~
 大型[[モンスター]]から[[壁]][[モンスター]]まで広い範囲に対応でき、[[腐る]]事は滅多とない。~

 もう1つの点は[[条件]]や[[効果]]に[[属性]]や[[種族]]が一切関わらない。~
 [[手札コスト]]1枚だけで[[発動]]できるため、[[レジェンドカード]]の中でも扱いやすく、あらゆる[[デッキ]]でタイプを問わず採用しやすい[[カード]]である。~
 低[[攻撃力]][[モンスター]]を[[破壊]]して[[《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》]]の[[破壊]]対象を高[[攻撃力]][[モンスター]]に誘導するなど、[[デッキ]]によっては様々な[[コンボ]]も組める。~

 ただし[[レジェンドカード]]という性質上他の[[レジェンド>レジェンドカード]][[魔法カード]]と比較検討した上での採用が前提となる。~
 同じ[[単体除去]]では[[《ハンマーシュート》]]・[[《地砕き》]]が、[[全体除去]]では[[《ブラック・ホール》]]・[[《ライトニング・ボルテックス》]]がライバルとなる。~

 前者2枚とは[[手札コスト]]の分[[アドバンテージ]]獲得能力は劣るものの、[[破壊]]する[[モンスター]]を選べ、かつ[[裏側表示]][[モンスター]]が[[除去]]できるのは[[メリット]]。~
 それぞれ得意な相手は異なるが、小回りの利きやすさという部分ではこの[[カード]]が勝る。~

 後者2枚とは一度に[[破壊]]できる数が異なり、大量展開が得意な相手にはそれらに劣る。~
 [[《ブラック・ホール》]]とは[[自分]]の[[モンスター]]を巻き込まない、[[《ライトニング・ボルテックス》]]とは[[裏側表示]]も[[破壊]]できるといった点で差別化はできる。~
 ただ、大型[[モンスター]]が複数体でてくる事も珍しくない今日では[[モンスター]]をまとめて[[除去]]できるそれらの方が評価が高く、総合的な性能は一歩劣ってしまうと言える。~
 [[マキシマムモード]]のように[[全体除去]]が効果的でない相手には、[[マッチ]]戦でこれらの[[レジェンド>レジェンドカード]][[魔法カード]]を[[サイドデッキ]]に入れて使い分ける、といった方法も考えられる。~

-[[手札]]1枚とこの[[カード]]を消費して[[相手]][[モンスター]]1体を[[破壊]]するため、[[2:1交換>1:1交換]]で[[アドバンテージ]]上は損をしている。~
しかし、[[アドバンス召喚]]された[[最上級モンスター]]や、[[マキシマムモード]]の[[マキシマムモンスター]]を[[破壊]]すれば2:3交換であり、実際には[[アドバンテージ]]を得る形で[[発動]]できる事が多い。~

-[[《ハンマークラッシュ》]]の対[[モンスター]]版と言うべき[[カード]]だが、その評価は[[《ハンマークラッシュ》]]と比べ数段上である。~
どうしても2:1交換しかできない[[《ハンマークラッシュ》]]と異なり2:3交換が可能な事、[[《ハンマークラッシュ》]]には[[《マジカル・ストリーム》]]などのより軽量な類似[[カード]]が多いこと、[[マキシマムモンスター]]のような[[破壊]]しづらい[[カード]]が[[魔法・罠カード]]にはない事などが原因として挙げられる。~

-[[遊戯王OCG]]にも登場していた[[カード]]の1枚である。~
[[OCG]]でも[[除去]][[カード]]が少ない登場初期の[[環境]]では高い評価を受けており、また毎[[ターン]][[手札]]が補充される[[ラッシュデュエル]]の特性から[[手札コスト]]の負担も相対的に小さい点を考慮して[[レジェンドカード]]に選出されたのだろう。~

--なお、[[ラッシュデュエル]]におけるこの[[カード]]の評価は、[[OCG]]におけるこの[[カード]]の全盛期より更に上である。~
[[OCG]]には[[OCG:《サンダー・ボルト》]]など、[[除去]]系の[[魔法カード]]が他にも多数存在しており、上記したこの[[カード]]の特長は別にこの[[カード]]のみに当てはまるものではなかった。~

//モチーフ関連やカード名の和訳、意訳を記述。
//「原作・アニメにおいて」のすぐ上部に

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「ガクトvsネイル」戦でネイルが使用。~
ガクトの最後の[[壁]][[モンスター]]である[[《魔仙斗カーチスザーク》]]を[[破壊]]し、[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]の[[直接攻撃]]の準備を整えた。

--他の[[レジェンドカード]]と同じく、LEGENDのアイコンが付いていない仕様の[[カード]]である。

--[[レジェンドカード]]である事を考慮してか、ネイルはガクトに対してこの[[カード]]を使用する際「[[マキシマム召喚]]だけでなくこの[[カード]]を使うことになるとは」と非常に強力な[[カード]]である事を強調している。~

--アニメゴーラッシュ!!では、「ユウディアスvsニーショウ」戦でニーショウの[[手札]]に存在していることが確認できる。~
ニーショウは《アルカナイカフォース・ドッチツカーズ》とこの[[カード]]で[[手札コスト]]を食い合う状況でどちらを使うべきか長考し、最終的にこの[[カード]]の使用は取り止めた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[OCG:《死者への手向け》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[マキシマム超絶進化パック]] RD/MAX2-JP023 &size(10){[[Secret]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=16591]]

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