#author("2025-02-07T18:52:01-08:00","","")
#author("2025-02-07T21:47:28-08:00","","")
*【昆虫族】 [#top]

#contents

**デッキの概要 [#abstract]
 [[昆虫族]]を中心とした[[種族]][[デッキ]]。~
 2025年1月現在は大別すると、[[【夢中】]]と[[アリ軸>#Ant]]に分けられる。~

**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]

***[[メインデッキ]]の[[モンスターカード]]について [#monster]
―[[昆虫族]]~
-構築を問わず採用できる[[モンスター]]~
--[[《ドラモスの幼虫》]]~
[[昆虫族]]を[[手札コスト]]に[[ドロー]]を行えるため、[[手札交換]]・[[デッキ]]の回転・[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と万能に活躍する。~

--[[《プリンセス・テントウ・ホワイト》]]~
任意の[[表示形式]]で[[昆虫族]][[下級モンスター]]を展開できるので、[[《夢中のパピヨン》]]や[[《アンチアント・バリア》]]とは相性が良い。~
単純に700[[バーン]]を与えつつ、[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]及び[[壁]]を用意する[[効果]]と見なしても良いだろう。~

--[[《代打バッター》]]~
自身を[[コスト]]に[[手札]]の[[昆虫族]]を展開できる。~
[[最上級モンスター]]を1枚で出せるという点で非常に有用であり、どの型でも役に立つ。~

--[[《フライングマンティス》]]・[[《アトラス・コンバット・ビートル》]]~
[[攻撃力]]1500の[[通常モンスター]]の[[アタッカー]]であり、通常は[[守備力]]の高い前者の方が優先される。~

--[[《アングラード・ディグラ》]]~
[[デッキトップ]]2枚を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、それに[[昆虫族]]が含まれていれば400か800の[[強化]]される[[最上級モンスター]]。~
それなりの確率で2800ないし3200の強力な[[アタッカー]]となり、外れても[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が行えるのでとりあえず[[発動]]して損はない。~

--[[《昆遁忍虫 紅蓮天刀のナナホシ》]]~
[[フィールド]]の[[昆虫族]]の数に比例して[[自己強化]]する。~
単体でも2900と高く、[[自分]][[フィールド]]だけでも3900まで昇る。~
[[永続効果]]なので[[相手]][[ターン]]に高い[[攻撃力]]を維持できるのも他の[[最上級モンスター]]には無い[[メリット]]。~

-[[【夢中】]]で採用する[[モンスター]]~
--[[《バイオ・メカマンティス》]]・[[《夢中のパピヨン》]]・[[《貿績蚕フィブロン》]]~
いずれも[[相手]][[モンスター]]を[[昆虫族]]に変更する[[効果]]を持つ[[下級モンスター]]。~
[[《バイオ・メカマンティス》]]は[[弱体化]]も行える[[攻撃力]]1200であるため、[[種族]]変更を抜きにしても疑似的な[[アタッカー]]としても扱える。~
[[《夢中のパピヨン》]]は自身単体でも確実に[[効果]]が使用でき、状況次第では[[ドロー]]で[[手札]]も補充できるので[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]に適する。~
[[《貿績蚕フィブロン》]]は他に[[昆虫族]]が必要な分だけ使い勝手では劣るが、2枚の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を兼ねられるのが利点。~

--[[《夢中のランビリス》]]~
[[手札コスト]]と同[[種族]]の[[モンスター]]を[[コントロール奪取]]する。~
この[[デッキ]]では[[相手]][[モンスター]]を[[昆虫族]]に変更させ、対象を用意するといった戦術が使える。~
こちらは2枚の[[カード]]を失うが、[[コントロール奪取]]した[[モンスター]]次第では大きなリターンを得られる。~

--[[《狂食蟲マティレス》]]~
上記[[カード]]等で[[昆虫族]]に変えた[[相手]][[モンスター]]の[[ステータス]]を800ダウンする[[上級モンスター]]。~
[[弱体化]]が[[適用]]できれば[[攻撃力]]2500までは[[戦闘]]で処理できるので[[上級モンスター]]としては破格の[[アタッカー]]となる。~

--[[《翅甲王ディナス・ドルクス》]]~
[[昆虫族]]に変えた[[相手]]の[[レベル]]5~8を[[破壊]]できる[[最上級モンスター]]。~
[[発動]]できれば有用だが、3体の[[墓地コスト]]は少々重く、[[《ドラモスの幼虫》]]や[[《貿績蚕フィブロン》]]等の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と併用したい。~

-[[アリ軸>#Ant]]で採用する[[モンスター]]~
--[[《感謝するアリ》]]・[[《弾圧されるアリ》]]・[[《団結するアリ》]]・[[《逃げまどうアリ》]]~
いずれも[[レベル]]1・[[攻撃力]]100の[[通常モンスター]]であり、多数の[[サポートカード]]に対応する。~
[[守備力]]1500により単体でも[[壁]]として利用できる[[《感謝するアリ》]]を最優先させ、残りの枚数は[[デッキ]]バランスで決めてよいだろう。~

--[[《昆遁忍虫 念珠のウツセミ》]]~
[[昆虫族]]による[[戦闘ダメージ]]を0にするため返しの[[ターン]]の防御に優れる。~
当然自身から狙われてしまうが、別の[[モンスター]]を残すための矛先を向けるためにも使える。~

--[[《サターン・キング・ビートル》]]~
[[アリ軸>#Ant]]は[[レベル]]1が[[墓地]]に溜まりやすいため、[[デュエル]]中盤以降は強力な[[アタッカー]]になり得る。~
他の[[モンスター]]にも[[強化]]は付与できるが、いずれにせよ[[相手]][[ターン]]では元に戻る点は注意。~

--[[《叛逆のアリベリオン》]]~
[[アリ軸>#Ant]]におけるエースであり、自身の他に[[攻撃力]]100以下の[[昆虫族]]を展開できていれば破格の2400の[[全体強化]]が可能。~
[[自分]][[ターン]]では強力な反面、[[相手]][[ターン]]では格好の的になってしまうため、下記の様な防御[[カード]]や[[表示形式]]変更[[カード]]と併用したい。~

--[[《鉄鋼装甲蟻》]]~
[[壁]]にしかならない[[最上級]][[通常モンスター]]だが、[[《右手に盾を左手に剣を》]]等の[[ステータス]]変更と[[コンボ]]すれば[[アタッカー]]となる。~
[[《潜入開始》]]・[[《アリバティ・フラッグ》]]と[[手札]]・[[墓地]]からの展開手段に優れているため、早めに[[墓地]]に1枚落としておくと良いだろう。~

//―相性の良い[[モンスター]]~


//***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[昆虫族]]の[[サポートカード]]~
-[[魔法カード]]~
--[[《イントルード・ビートル》]]~
【昆虫族】における[[魔法・罠除去]]であり、[[手札交換]]も付随する。~
予め複数の[[昆虫族]]を展開しなければならないので[[腐る]]リスクはあるが[[【夢中】]]なら[[発動条件>条件]]は多少緩和される。~

--[[《夢翔の愛》]]~
[[フィールド]]の[[昆虫族]]を[[コスト]]に2枚[[ドロー]]する。~
なるべく[[下級モンスター]]や[[守備表示]]で[[特殊召喚]]した[[モンスター]]で消費を抑えたい。~

--[[《インセクト・ランページ》]]~
[[墓地コスト]]2体は必要だが、300の[[全体強化]]はそれなりに[[戦闘]]で重宝する。~
[[【夢中】]]では後半の[[除去]][[効果]]の[[適用]]も狙えるので優先度は高まる。~

--[[《お天道様の森》]]~
[[アリ軸>#Ant]]において[[表示形式]]変更[[カード]]と併用した場合、[[効果破壊]]にも耐えられるので防御力が増す。~

-[[罠カード]]~
--[[《転倒無視》]]~
3体までの[[自分]][[昆虫族]]と、(条件が整えば)[[相手]][[モンスター]]1体を[[守備表示]]にできる。~
構築を問わず採用できる[[効果]]だが、特に[[アリ軸>#Ant]]は[[相手]][[ターン]]に低い[[攻撃力]]を晒さずに済む点で相性が良い。~

--[[《アンチアント・バリア》]]~
[[墓地コスト]]2体は必要だが、800の単体[[弱体化]]は[[戦闘]]で重宝し、返り討ちも狙いやすい。~
[[《プリンセス・テントウ・ホワイト》]]や[[《転倒無視》]]などの[[効果]]と併用すれば後半の[[除去]][[効果]]も狙える。~

--[[《アリバティ・フラッグ》]]~
展開先が[[攻撃力]]100以下に指定されているので[[アリ軸>#Ant]]での採用となる。~
単体でも十分な[[壁]]になる[[《鉄鋼装甲蟻》]]を出すか、[[《ジャイアント革命》]]の補助に使うのが良いだろう。~

--[[《ジャイアント革命》]]~
[[攻撃力]]100以下の[[昆虫族]]3体の存在を[[条件]]とする[[全体除去]]。~
[[アリ軸>#Ant]]での切り札とも言っても過言ではなく、この[[カード]]の存在を常に[[相手]]に匂わせられる様に立ち回りたい。~

--[[《ライヤー・ワイヤー》]]~
[[昆虫族]]を[[墓地コスト]]とする[[《落とし穴》]]に近く、展開の起点や[[アドバンス召喚]]した[[モンスター]]を[[破壊]]できる。~
[[墓地コスト]]が必要なので[[先攻]]1[[ターン]]目だと下準備が必要にはなるが、守りの[[カード]]としては[[汎用性]]が高い。~

―相性の良い[[カード]]~
//-[[魔法カード]]~
//--[[《TCB》]]~
//[[【夢中】]]での採用となり、[[手札]]の[[昆虫族]]を見せる事で[[相手]][[モンスター]]全てを一気に[[昆虫族]]に変えられる。~
//種族操作はモンスター効果だけで十分なケースが増えたのでCO

-[[罠カード]]~
--[[《ブーストレスキュー》]]~
[[自分]]の[[攻撃表示]]を2体まで[[守備表示]]にできるため、[[アリ軸>#Ant]]では防御の1つとして採用しやすい。~

--[[《トライアングル・リボーン》]]~
[[墓地リソース]]3体の消費は少々[[重い]]が、[[攻撃表示]]の[[自分]][[モンスター]]がいなければ[[レベル]]7以下を[[蘇生]]できる。~
[[《転倒無視》]]等の[[表示形式]]変更[[カード]]と相性が良く、特に[[アリ軸>#Ant]]はそれらを採用しやすいので[[シナジー]]が強い。~

--[[《1アップ》]]~
[[アリ軸>#Ant]]では[[蘇生]]先の[[レベル]]1[[通常モンスター]]が豊富であり、[[《感謝するアリ》]]ならば[[下級モンスター]]に対して[[壁]]になる。~

***[[レジェンドカード]]について [#legend]
―[[モンスターカード]]~
-[[《甲虫装甲騎士》]]~
[[攻撃力]]1900と[[下級モンスター]]では高い[[攻撃力]]を持つ。~
[[《レジェンド・マジシャン》]]や[[《レジェンド・ストライク》]]との[[コンボ]]で真価を発揮するやや[[コンボ]]向けの[[モンスター]]。~

―[[魔法カード]]~
-[[《天使の施し》]]~
[[墓地リソース]]を消費する[[効果]]が多いため、[[手札交換]]をしつつ[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を兼ねられるのは重宝する。~
[[【夢中】]]・[[アリ軸>#Ant]]共にやや[[コンボ]]性能の高い構築であり、それらに必要な[[カード]]を揃えるのにも役立つ。~

―[[罠カード]]~
-[[《激流葬》]]~
[[《お天道様の森》]]と併用すれば[[相手]]のみの[[全体除去]]となる。~
また、[[アリ軸>#Ant]]では低い[[攻撃力]]を晒すくらいなら[[相手]]諸共全滅させた方が良いケースも多いので、その目的で採用しても良いだろう。~

**戦術 [#strategy]
 [[昆虫族]]関連には[[墓地リソース]]を消耗する[[条件]]・[[効果]]が多いため、構築に関わらず[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は少なからず意識しておきたい。~
 個別の動きについては下記を参照。~

**[[デッキ]]の種類 [#decktype]

***[[アリ]]軸 [#Ant]
 [[《叛逆のアリベリオン》]]を含めた[[攻撃力]]100の[[昆虫族]]を3体並べる事を第一目標とする。~
 しかし、通常の[[アドバンス召喚]]を絡めた動きだと5枚の[[カード]]を消費するので、返しの[[ターン]]の防御[[カード]]を用意する余裕が無い。~
 可能ならば、[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]で[[墓地へ送った>墓地へ送る]][[《叛逆のアリベリオン》]]を[[蘇生]]する等して、消費を抑えて布陣を整えたい。~

 [[攻撃力]]100の[[昆虫族]]3体がいる状態で[[伏せカード]]がある場合、[[相手]]は[[《ジャイアント革命》]]を警戒して[[攻撃]]を控える事もある。~
 これを利用し、(あくまでもルールに則った上だが)さも[[《ジャイアント革命》]]の使い処を見極めているかの様な[[ブラフ]]で、[[相手]]に心理的なプレッシャーを与えるプレイングも面白い。~

***[[【夢中】]] [#mutyu]
 [[光属性]]・[[昆虫族]]の[[夢中]]を主軸とした[[【種族操作】>OCG:【種族操作】]][[デッキ]]。~
 詳細はリンク先を参照。~

//**このデッキの派生 [#variation]
//***[[【】]]混合構築 [#variation1]

**このデッキの弱点 [#weakpoint]
 [[【マキシマム召喚】]]を非常に苦手とする。~
 [[【夢中】]]では[[レベル]]変更をしない限り[[《夢中の抱擁》]]による[[除去]]が通じず、[[アリ軸>#Ant]]では[[表示形式]]変更の防御が通じない。~
 [[《ジャイアント革命》]]や[[《激流葬》]]等の[[罠カード]]による[[効果破壊]]も通じないケースが殆どである。~
 更に言えば、[[《昆遁忍虫 紅蓮天刀のナナホシ》]]を除き、[[MAXIMUM ATK]]を超える[[モンスター]]が多くないため[[戦闘]]でも分が悪く、どうにも手詰まりに陥りやすい。~
 [[マキシマム召喚]]自体をさせないように立ち回るべきであり、少々[[シナジー]]を無視してでも[[《監獄の神 ディアン・ケト》]]による[[ハンデス]]や[[レジェンドカード]]の[[《風帝ライザー》]]の[[バウンス]]頼りとなる。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]

//**代表的なカード [#keycard]
//-[[]]

**関連リンク [#link]
-[[昆虫族]]

-[[デッキ集]]

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