2021/10/27 22:54:34
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【サイバース族】 †
デッキの概要 †
手札交換に特化した能力を持つサイバース族を用いる種族デッキ。
切り札たるマキシマムモンスター、《天帝龍樹ユグドラゴ》のマキシマム召喚に特化している。
デッキ構築に際して †
メインデッキのモンスターについて †
―《フェムトロン》系トロンシリーズ
このデッキの主力となる手札交換能力を持つモンスター群。
《フェムトロン》が墓地に存在する場合に手札交換を行える。
《フェムトロン》以外にも墓地に特定のカードが必要なものもあり、以下の関係にある。
| モンスター | 墓地に必要なカード |
| 《アトロン》 | 《フェムトロン》 |
| 《ゼプトロン》 | 《フェムトロン》・《アトロン》 |
| 《ヨクトロン》 | 《フェムトロン》・《アトロン》・《ゼプトロン》 |
| 《ピーコック・ハイトロン》 | 《フェムトロン》 |
- 《ゼプトロン》
自分フィールドに他にモンスターがおらず、墓地に《フェムトロン》・《アトロン》が存在する場合に、自身を墓地へ送り、2枚ドローし、手札を2枚デッキの下に戻す効果を持つ。
2枚の手札交換が可能だが、自身と手札2枚を失っているので2:3交換で手札枚数は減る。
- 《ヨクトロン》
墓地の《フェムトロン》・《アトロン》・《ゼプトロン》をデッキの下に戻し、自身を墓地へ送り、3枚ドローし、手札を3枚墓地へ送る効果を持つ。
一気に3枚の手札交換ができるが、デッキの核である《フェムトロン》をデッキに戻してしまう。
その後の《アトロン》らの効果使用を妨げる上、3:4交換でディスアドバンテージなので、効果を使える場面でも発動すべきかどうかは要検討。
- 《ピーコック・ハイトロン》
自分フィールドに他にモンスターがおらず、墓地に《フェムトロン》が存在する場合に、自身を墓地へ送り、2枚ドローしてデッキトップから2枚墓地へ送る効果を持つ。
レベル5の上級モンスターでリリースが必要だが、そのお陰でフィールドにモンスターが1体残った状態で自分ターンを迎えても「自分フィールドに他にモンスターが居ない」という条件を満たすことができる。
アドバンス召喚のリリースとこのカードを失って2枚ドローの2:2交換であり、《アトロン》と並び扱いやすい。
―その他のモンスター
- 《サイクリプトロン》
守備力1500の下級ブロッカー。
攻撃力1500の下級モンスターでは突破できないため、上級モンスターを搭載していないデッキでは最上級モンスターの攻撃でないと突破できず、数値以上の堅牢さを発揮する。
《天帝龍樹ユグドラゴ》召喚前のライフポイント防衛要員として優れる。
- 《コネクタドッグ》
攻撃力1500の下級アタッカー。
《天帝龍樹ユグドラゴ》で押し切れば勝ち、《天帝龍樹ユグドラゴ》を出せなければ負けであるこのデッキでは《天帝龍樹ユグドラゴ》以外のアタッカーの価値が低く、《シードクロトロン・ブラッセルン》の的中率を上げたければ採用、といったところ。
- 《ナリキング・レックス》(恐竜族)
相手の手札が0枚の場合にお互いに1枚ドローできる下級モンスター。
サイバース族ではないのだが、マキシマム召喚および《地層調査》との相性が良いためよく併用される。
《地層調査》でデッキトップに《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツを置き、それをこのカードで引いてくるのが基本運用。
- 《シードクロトロン・ブラッセルン》
レベル7の最上級モンスター。
召喚したターンにデッキトップ1枚を墓地へ送り、それがサイバース族だった場合、自分の墓地から守備力0のサイバース族を相手の表側表示モンスターの数までサルベージする効果を持つ。
《天帝龍樹ユグドラゴ》は全パーツが守備力0なので、基本的にこれの回収を狙う。
できるだけ《地層調査》でデッキトップを操作してから使いたいが、サイバース族の割合が十分高いデッキであれば運任せでも的中率は高い。
- 《天帝龍樹ユグドラゴ》
このデッキの切り札であり、ほぼ唯一のアタッカー。
4000のMAXIMUM ATKに加え、以下の3つの効果を持つ。
●罠カードで破壊されない永続効果
●デッキの上から3枚カードを墓地へ送り、レベル8以下の相手モンスターを破壊する効果
●デッキの上から3枚カードを墓地へ送り、相手フィールドの守備表示モンスター1体を表側攻撃表示にする効果
守備表示モンスターを攻撃表示にできるので、他のマキシマムモンスターと異なり壁を並べても膠着状態にならない。
更にMAXIMUM ATKが4000と非常に高く、《セブンスロード・マジシャン》の最大自己強化時の攻撃力を100上回っているため倒されにくい。
全力でドローを行って手札に《天帝龍樹ユグドラゴ》・《天帝龍樹ユグドラゴ[L]》・《天帝龍樹ユグドラゴ[R]》を揃え、その単体性能で押し切るのがこのデッキの唯一の勝ち筋である。
魔法・罠カードについて †
- 《天の加護》
【マキシマム召喚】の代表的なドロー加速カード。
このデッキでは不要な《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツを捨てる役割に加え、《フェムトロン》を捨てて《アトロン》らの効果トリガーを満たす役割がある。
- 《地層調査》
こちらも【マキシマム召喚】の定番魔法カード。
デッキトップに《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツを置いてドローするだけでなく、《シードクロトロン・ブラッセルン》の効果判定を確実に成功させられるカードでもあるため、採用意義は他の【マキシマム召喚】よりもはるかに高い。
- 《粒子加速》
サイバース族版《マジカル・ストリーム》。
マキシマムモードの《天帝龍樹ユグドラゴ》は《ダーク・リベレイション》で破壊されず、その他のモンスターが攻撃を行う事が稀なため、優先順位は高くない。
- 《楽姫の独演》
自分フィールドにモンスターが1体しか存在しない場合、相手のレベル8以下のモンスターの攻撃を無効にできる罠カード。
これも【マキシマム召喚】では定番のカードだが、特にこのデッキは《天帝龍樹ユグドラゴ》の維持が勝利に直結するため採用意義が高い。
レジェンドカードについて †
戦術 †
トロンらで大量にドローを行い、《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚し、その単体性能で押し切るというシンプルなデッキ。
序盤は手札のモンスターを守備表示で出して敵の攻撃を耐えつつ、《フェムトロン》のドローを狙う。
《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツも、後で《シードクロトロン・ブラッセルン》で回収できるのでどんどん壁や手札コストとして消費してよい。
その過程で《フェムトロン》が墓地に落ちたら《アトロン》や《ピーコック・ハイトロン》らの効果を使用し、一気にドローを加速。
《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツを揃えるか、《シードクロトロン・ブラッセルン》召喚の準備を整えて《天帝龍樹ユグドラゴ》のパーツを回収、《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚する。
後は《天帝龍樹ユグドラゴ》で守備表示モンスターを攻撃表示にし、攻撃力4000で殴り続けるだけで数ターン後には相手ライフポイントが0になるだろう。
後述の通り非常にデッキ切れを起こしやすいという欠点があるため、《天帝龍樹ユグドラゴ》は基本的に表示形式変更効果だけを使用したほうが良い。
モンスター破壊効果は、破壊すれば直接攻撃ができる、といった事情がなければ無闇に使うべきではない。
このデッキの弱点 †
ドロー力とマキシマムモンスターの単体性能は群を抜くデッキなのだが、その代償として幾つかの欠点を負っている。
まず、トロンによるドロー加速は意外と起動しにくい。
特定のトロンが墓地に存在しないと発動できない事に加え、《ヨクトロン》以外は自分フィールドに他にモンスターが存在すると発動できない。
このため、「《フェムトロン》が落ちてくれない」「《サイクリプトロン》が無駄に生き残ってしまい、《アトロン》の効果が使えない」といった状況がしばしば起こる。
《フェムトロン》をピンポイントでデッキに戻してしまう《ささやきの妖精》や《陰陽士サカカゼ》等はかなり辛い存在であり、しかもアタッカーが少ないので《陰陽士サカカゼ》や《クリア・アイス・ドラゴン》を戦闘破壊できず数ターン生存を許してしまう事もある。
また、デッキ切れしやすいのも大きな欠点である。
ドロー力が高いということはデッキの減少速度が早いということであり、更に《天帝龍樹ユグドラゴ》は表示形式変更とモンスター破壊の効果を使うたびにデッキを3枚墓地へ送る必要がある。
このため、《天帝龍樹ユグドラゴ》を出す過程でデッキの大半を使い切ってしまい、《天帝龍樹ユグドラゴ》で相手ライフポイントを削り切るより先に自分のデッキが尽きてしまう、という負けパターンが珍しくない。
デッキを削って攻撃表示にした相手を攻撃したのに、《キングス・ディグニティ》で攻撃を無効にされたりすると厳しい。
当然【LO】との相性は非常に悪い。