2021/06/04 17:04:14
[ 差分 | 現在との差分 | ソース | 復旧 ]【戦士族】 †
概要 †
戦士族を中心とした種族デッキ。
アドバンス召喚を封印する《魔将ヤメルーラ》のコントロール能力を生かしたテクニカルなデッキである。
デッキ構築に際して †
戦士族は数自体は多いのだが、方向性があまりまとまっていない。
この項目は《魔将ヤメルーラ》を軸としたコントロールタイプのデッキ(【ヤメルーラコントロール】)を基本形として記述する。
モンスターカード †
- 《伝説の侍将 MASAKI》・《斧楽姫フルートマホーク》
攻撃力1500の下級モンスター。
それぞれ地属性と風属性である以外性能は同じ。
下級アタッカーを6枚積めるのは小さくないメリットである。
更にアタッカーが欲しい場合は攻撃力1400の《エルフの剣士》を投入する。
- 《陰陽士サカカゼ》
自分フィールドに他の戦士族が存在する場合、相手の墓地のモンスターを相手フィールドの魔法・罠カードの数まで選んでデッキに戻す事ができる。
手札コストを使うかどうか迷う《ささやきの妖精》と異なりノーコストなので、相手の墓地アドバンテージを気軽に削ることができる。
- 《シエスタトレーロ》
墓地のモンスター3体をデッキに戻す事で、相手のレベル8以下の攻撃表示モンスターを裏側守備表示にする効果を持つ。
小型でやや条件の狭まった《風使いトルネ》と言うべきカードで、自身も攻撃力が1200あるので《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》等の低守備力アタッカーを一方的に処理可能。
また、《魔将ヤメルーラ》で《連撃竜ドラギアス》を一方的に倒したり、《火の粉のカーテン》などの攻撃力変動罠のリスクを減らしたりと、様々な使い方ができる。
- 《魔将ヤメルーラ》
召喚したターンに自身の表示形式を変更する事で、次の相手ターンの間最上級モンスターのアドバンス召喚を禁止する効果を持つ。
ラッシュデュエルにおけるコントロール系カードの代表的存在であり、このカードをいかに使い回すかがこのデッキの生命線である。
攻撃力・守備力ともに2500と高く、効果使用後は高確率で相手ターンを生存できるため、その後攻撃表示となって主力アタッカーを務める事も多い。
魔法・罠カード †
- 《鳥呪戦術》
戦士族または鳥獣族が複数存在する場合に相手の魔法・罠カードを破壊し、その後墓地の戦士族または鳥獣族1体をデッキの上に戻すことができる通常魔法。
魔法・罠除去カードとして使う他に、後半の効果により《魔将ヤメルーラ》をデッキトップに戻し、さらなるアドバンス召喚のロックに繋げられる。
レジェンドカードの《バスター・ブレイダー》の再利用も可能であるなど、柔軟な運用が可能。
- 《火中の栗》
デッキトップ1枚を墓地へ送り、それがモンスターだった場合にそのレベル×300戦士族1体を強化し、同じ数値分自分への効果ダメージが発生する通常魔法。
発動が不安定な上にかなりリスクが大きいカードだが、強化値はレベル4が落ちても1200、レベル7なら2100とかなり魅力的。
全体的にアタッカー性能が足りないこのデッキの火力補助に使える。
《鳥呪戦術》と併用すれば確実に強化を引き当てられる。
- 《シエスタホールド》
相手が召喚したレベル4以下のモンスターを裏側守備表示にする効果を持つ。
下級効果モンスターの効果を遮断できるが、相手フィールドに2体以上のモンスターが存在すると発動できないため、今ひとつ使いづらい。
《シエスタトレーロ》の効果でサルベージできるので、《シエスタトレーロ》の効果を完全に活用したいならば採用できるかといったところ。
レジェンドカード †
- 《バスター・ブレイダー》
攻撃力2600に加え、相手のフィールド・墓地のドラゴン族1枚につき攻撃力を500アップさせる最上級モンスター。
相手がドラゴン族を1枚でも使えば攻撃力3100となり、【竜魔】や【ドラゴン族】が相手であれば驚異的な攻撃力を発揮できる。
墓地に落ちても《鳥呪戦術》で使い回しが可能で、環境トップの【竜魔】に強いことも相まって、かなりのパワーカードである。
デッキの種類 †
【マキシマム召喚】型 †
戦士族のマキシマムモンスター、《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》を用いた【マキシマム召喚】デッキ。
《鳥呪戦術》の効果で墓地に落ちた《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》のパーツをデッキトップに戻せるため、他のマキシマムモンスターと比べマキシマム召喚が狙いやすいのが特長。
また《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》の本体はレベル10なので、《魔将ヤメルーラ》等と一部の高レベル戦士族サポートを共有できる。
例えば、墓地に落ちた《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》を《魔仙斗アイスザーク》で蘇生し《祭神モドリーナ》で手札に戻してマキシマム召喚を狙う事も不可能ではない。
揃えやすさの代償として《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》は攻撃力が3300しかなく、相手ターンに脆い。
防御手段となる《楽姫の独演》などが欲しい所。
【マキシマム召喚】も参照。
表示形式変更型 †
守備表示モンスターの存在を条件とする戦士族を活用するタイプ。
特に影響力が大きいのは相手モンスターが全て守備表示の場合に直接攻撃できる《魔将キメルーラ》で、攻撃力2500でのダイレクトアタックという破格のダメージを与えられる。
《魔将分隊 埋組》は、自分または相手フィールドに表側守備表示モンスターが存在する場合、相手表側表示モンスター1体の攻守を500下げる効果を持つ上級モンスター。
《神楽鬼ファーゴッド・フィンガー》は、相手の守備表示モンスター1体に付き攻撃力を800アップする最上級モンスターである。
相手を守備表示にする手段としては、戦士族の《シエスタトレーロ》が便利。
また《魔将ヤメルーラ》も、効果適用中の相手は守備表示モンスターを並べる傾向がある。
《『攻撃』封じ》はコストもなく、手軽に表側守備表示モンスターを作れる。
構築は難しくなるが、《バイス・ジャッカー》の効果を《魔将キメルーラ》に使うことで、攻撃力2500の直接攻撃×2で5000ダメージを与えられる。
【攻撃力0】型 †
何枚か存在する攻撃力0のモンスターを指定する戦士族を活用するタイプ。
《魔将セメルーラ》は、手札コストを条件に手札から攻撃力0のモンスター1体を特殊召喚し、その攻撃力をそのモンスターの元々の守備力分アップさせる効果を持つ最上級モンスター。
高守備力モンスターをアタッカーに変換できるが、活用のためにはある程度攻撃力0で守備力の高いカードを採用する必要がある。
《魔将分隊 武組》は自分モンスターの攻撃力を自分墓地の攻撃力0のモンスター数×200強化する上級モンスター。
《不許始末戦士》は、墓地の攻撃力0モンスター1体をデッキに戻す事で、戦士族1体の攻撃時に罠カードを発動できなくする。
戦士族で攻撃力0なのは《魔将分隊 武組》の他、《ドウェルチェア・セイバー》と《洗銃士ウォッシューター》くらいで、あまり数は多くない。
普通の【戦士族】をベースに多少攻撃力0系カードを積むか、あるいは【攻撃力0】をベースにやや【戦士族】に寄せるかになる。
戦術 †
いくつか軸はあるが、基本的には《魔将ヤメルーラ》の効果の繰り返しの発動を狙うコントロールデッキというのがベースである。
最上級モンスターのアドバンス召喚をほぼすべてのデッキが行うラッシュデュエルにおいて《魔将ヤメルーラ》の効果の影響力は非常に大きく、以下の影響が見込める。
- 次のターンは最上級モンスターが出てこないので、《魔将ヤメルーラ》や他のモンスターが戦闘破壊される可能性が大幅に下がり、モンスターやライフポイントを守れる
- 相手の手札の最上級モンスターが腐るため、使用できるカードの枚数が減り、一時的にカード・アドバンテージが得られる
- 相手は手札にある最上級モンスターを残してターンを終了するため、次ターンのドロー枚数が減り、長期的にカード・アドバンテージが得られる
- 相手の手札に最上級モンスターが貯まりやすくなり、リリースが不足する手札事故を起こしやすくなる
- 相手が守備表示モンスターを伏せるよう誘導できるため、対守備表示モンスター用カードが使いやすくなる
- 相手がデッキを掘り進める速度が鈍るため、相手がキーカードを引き当てる確率が減る
- 相手がデッキを掘り進める速度が鈍るため、墓地アドバンテージを稼がれにくくなる
- 全体的に相手の攻め手が鈍ることで、自分のライフポイントが減りにくくなり、長期的に相手のデッキ切れによる勝利が狙いやすくなる
この効果を繰り返し使うことで相手のデッキを機能不全に陥らせるのがこのデッキの主戦術である。
《魔将ヤメルーラ》が生き残れば《祭神モドリーナ》で手札に戻し、墓地に落ちた場合は《鳥呪戦術》でデッキトップに置くことで再利用できる。
うまくすれば数ターンに渡って《魔将ヤメルーラ》の影響を発揮し続ける事も可能であり、相手の戦略を大きくかき乱すことができるだろう。
弱点 †
主力の《魔将ヤメルーラ》は効果を使うと守備表示になってしまうため、攻め手が遅い。
これを補うべく《闘将ナンデス》や《オジギプス》を使うこともできるが、これらは《魔将ヤメルーラ》とのコンボ以外の使い途が乏しい。
一方《魔将ヤメルーラ》と《バスター・ブレイダー》以外の最上級戦士族はクセが強く、ある程度特化したデッキでなければ扱うのが難しい。
また、戦士族のサポートカードには罠カードがほぼない。
コントロールデッキとしての性能を伸ばすなら、罠カードで相手ターンの拘束力をより高めたい所であるが、《地縛霊の誘い》等の汎用罠に頼らざるを得ない。
戦力アップを目論むならば、駒不足を他の種族の力を借りて補うのが妥当である。
【ドラゴン族】から《フェニックス・ドラゴン》+《連撃竜ドラギアス》を出張させれば、相手が《魔将ヤメルーラ》で動けない所を《連撃竜ドラギアス》で攻め立てる速攻型のデッキに変わる。
また【魔法使い族】の要素を入れれば、《ダーク・リベレイション》や《火の粉のカーテン》が使用でき、相手ターンの干渉力を大きく高める事ができる。
主力カードの《鳥呪戦術》と《陰陽士サカカゼ》はフィールドに2体の戦士族を要求するため、戦士族を減らしすぎないよう注意したい。